ズキズキを和らげる!更年期で頭痛が起こる原因と治し方

ズキズキを和らげる!更年期で頭痛が起こる原因と治し方

40代に入ってから「頭痛が頻繁に起こるようになった」「頭痛持ちだったけど最近酷くなった」と、感じている方は多いのではないでしょうか?

 

年齢的に更年期かな?と悩む時期であり、もし更年期であれば早めに対処し、できることなら頭痛を治したいと思いますよね。

 

また、頭痛は「脳梗塞」や「くも膜下出血」などの大きな病気のサインかもしれません。

 

今回は、更年期の頭痛の判断基準から原因、頭痛緩和法、病気のサインまですべてご紹介いたします。ご参考ください。

更年期?それともただの頭痛?更年期の頭痛の判断基準

頭痛だけでは、更年期と判断しづらいのが現状です。頭痛以外に、「ホットフラッシュ」や「めまい」「肩こり」「抑うつ感」などの症状があるのであれば、更年期による頭痛と言っても良いでしょう。

 

更年期?それともただの頭痛?更年期の頭痛の判断基準

 

もし、頭痛持ちの方や普段あまり頭痛を感じたことがないという方で、40代から頭痛が酷くなったのであれば、これから本格的に更年期に突入する可能性が出てきます。

 

更年期の頭痛も一般的な頭痛も原因は同じで、「自律神経が乱れている」と「血行不良」の2つです。この2つを改善すれば、頭痛が緩和され、その後起きにくくなります。

 

更年期によって頭痛が引き起こされてる方は緩和法に加えて、女性ホルモンを補充することで改善できますので以下のページを参考にしてください。

頭痛の原因と悪化させる生活習慣

頭痛が起こる原因は、「自律神経の乱れ」と「血行不良」が大きく関わっています。

 

自律神経が乱れると身体が緊張して筋肉が固まりやすくなり、血管が圧迫され血流が悪くなります。血流が悪いと、脳へ行く血液量が極端に減り、頭に血が巡らなくなってしまいます。そして、酸素不足になってしまった脳はそれを知らせるために、痛みを引き起こします。

 

また、圧迫されてた血管が何らかの原因で、突然広がり周りの神経を圧迫したことで、痛みが生じることもあります。

 

更年期の場合は、女性ホルモンが減少することで自律神経が乱れたり、血管自体が老化で脆くなっていることで血行不良も同時に起こり、頭痛が頻繁に起こるようになります。

 

自律神経が乱れる要因は、「ストレス」「喫煙」「過度な飲酒」「市販薬・処方薬の乱用」「睡眠不足」「運動不足」「パソコンやスマホを長時間見る」などの生活習慣にあります。

 

頭痛の原因と悪化させる生活習慣

 

これらは、自律神経を乱れさせるばかりか、血管を脆くし老化を促進させることもあるため、今一度見直してみましょう。

症状別ですぐできる頭痛緩和法

頭痛緩和への近道は、「自律神経を整えること」と「血行を良くする」の2つあり、緩和法は「ツボ」「香り」「市販薬」「漢方」と様々あります。

 

まずは、頭痛のタイプによって少しだけ緩和法が変わりますので、自分自身がどのような頭痛で悩んでいるかを知ることが大切です。

 

あなたはどのタイプですか?

 

症状 頭痛のタイプ 主な原因
・ガンガンやズキズキというような、脈を打つ感じ

・動くと悪化する
・痛くて吐き気や嘔吐を伴う。
・光や音、匂いに敏感になる。

片頭痛

片頭痛

・血管が広がり、周りの神経を圧迫して起こる。

・血流量が突然増える

・頭全体を締め付けられてる感じ

・動いたら楽になる
・めまいや肩こり、腰痛が起こる
・頭が重い

緊張型頭痛

緊張型頭痛

・長時間同じ姿勢でいることで、筋肉が固まり、血行不良で起こる。
・頭というよりは目の奥がガンガンと痛い

・めまいがする
・メガネやコンタクトをしているとなることが多い
・目の周りや眼球が乾燥している

群発性頭痛

群発性頭痛

・長時間目を酷使していることで、目の周りの筋肉が固まり、血行不良で起こる。

 

また、頭痛が起こる頻度や頭痛の痛み別でも対処法は変わります。

 

以下に頭痛レベルを表にし、その対処法をまとめました。ご自身に合った緩和法を見つけてみてください。

 

頭痛レベル 頭痛の痛み・頻度・併用した症状 対処法
レベル1 ・時々痛みがある

・頭痛と同時に軽く吐き気がある
・肩の筋肉や目が疲れてる気がする
・我慢できる頭痛が1日中続く
・頭が重く集中力が続かない

・ツボ

・アロマテラピー
・筋肉をほぐす
・整体や接骨院

レベル2 ・頻繁に頭痛を起こす

・突発的に強い頭痛が起こる
・脈打つような頭痛が長時間続く
・頭を押さえつけられてるような痛みが続く
・頭痛が酷く、吐き気も止まらない
・食欲が湧かない
・家事や仕事に支障が出る

上記の方法に加えて
・漢方
・市販薬
レベル3 ・頭痛とともに手足がしびれる

・頭痛が酷くて吐いてしまう
・動けない、寝込んでしまう
・突発的に鈍器で殴られたような痛みがある
・頭痛とともに目の前が暗くなる
・耳鳴りや難聴を伴う
・舌が回らなくなる

病気の可能性大
すぐに病院へ

 

頭痛レベル1

頻度も少なく、比較的に我慢できる頭痛の方は、「ツボ」や「香り」「筋肉をほぐす」などですぐに緩和することできます。

 

@ツボを押す

筋肉が硬直していることで、血行不良になり頭痛が発生しますので、筋肉の緊張をほぐす『ツボ』を押すことで、血行が良くなり痛みが緩和します。
頭が締め付けられているような痛みの「緊張型頭痛」や目の奥がガンガンと痛む「群発型頭痛」に効果を発揮します。

 

ズキズキと脈打つような痛みの「片頭痛」の方は、血管が突然膨張したことで、周りの神経が圧迫され頭痛が生じますので、血管を元に戻すツボを押すと緩和されます。

 

ツボを押す (1)

 

緊張型頭痛と群発性頭痛に効くツボ 片頭痛に効くツボ 群発性頭痛に効くツボ
・太陽(こめかみと目じりの間くらい)

・百会(頭頂部)
・印堂(眉間の中心)
・合谷(手の甲、親指と人差し指の間)
・風門(肩甲骨の初めの2つ)

・完骨

(耳の後ろ)
・天容
(耳の後ろ)
・瞳子りょう
(目の下)

・風池

(首根っこ)
・攅竹
(両目頭眉より)

【効果を発揮しやすい正しいツボの押し方】

 

@大きく深呼吸をして身体の力を抜きます。
A息を吐きながら、指の腹でゆっくりと、イタ気持ちいい程度で3〜6秒押します。
B息を吸いながらゆっくりと指を戻します。
Cこれを一か所につき5回〜7回繰り返します。

 

効果を発揮するため、上記の手順に沿って、呼吸を整えながら指圧することが大切です。

 

痕がつくほど強く押したり、ツボをいきなり押したり、何かをしながらツボを押すのは、効果を発揮しにくいため避けましょう。

 

また、食後や飲酒中、ケガがあるところへのツボ押しは、逆に悪化する恐れがありますので、避けるようにしましょう。

A好きな香りを楽しむ

好きな香りを楽しむ

 

香りには、脳を錯覚させる働きがありますので、頭痛がある時に嗅ぐと痛みが和らぎます。

 

鎮静作用がある香りは、脳内の幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促し、痛みを感じにくくする働きがあります。

 

普段から好きな香りがするものを持ち歩くと良いでしょう。特に柑橘系の香りが効果的です。

B筋肉をほぐす・温める・冷やす

筋肉をほぐす・温める・冷やす

 

緊張型頭痛や群発型頭痛の方は、「筋肉をほぐしたり」、「目や首、腰を温める」ことで、血行が促進され頭痛が緩和されます。
長時間同じ姿勢にならないように気を付けましょう。

 

また、目の奥が痛くなる群発型頭痛の方は、メガネやコンタクトの度数が合ってなくて、過度に筋肉が固まっている可能性もあるので、一度眼科に行き度数を測りなおしてみましょう。

 

脈を打つような片頭痛の方は、あまり動かず、後頭部を冷やすと良いです。無理に身体を動かしたり、温めてしまうと、血行が促進されすぎてしまい余計症状が長引いてしまいます。

C食事法

頭痛の多くは、血管が大きく膨張したり縮小することで起こると言われてますので、血管を強くする食品を摂ることで血管が健康になり頭痛の予防になります。

 

また、血管が大きく動いてしまう原因は自律神経が乱れることで起こりますので、自律神経を整える働きを持つ食品だと、効果が実感されやすいです。

 

そのどちらも兼ね備えている食品は、「納豆」「青魚(鮭・鯖・鮪など)」「焼き梅干し」ですので、積極的に食べるようにしましょう。

 

頭痛予防に効果的な食品一覧
効果 食品
血管を強くする にんじん/ネギ類(玉ねぎ・にんにく)/チョコレート(カカオ70%以上)など
自律神経を整える 玄米/とうがらし/乳製品/味噌/赤ワイン・日本酒(週1回2〜3杯程度)など
両方の働きを持つ きのこ/お茶(特にウーロン茶)/海藻類/梅干し/納豆/青魚(鮭・鯖・鮪)など

 

頭痛レベル2

頻繁に頭痛が起こり、我慢できないほどの頭痛の方は、頭痛レベル1の対処法に加えて、「市販薬」や「漢方」で頭痛が緩和されます。

 

@市販薬

本当に頭痛が酷くて耐えられない時の応急処置として市販薬は使いましょう。

 

普段から薬を服用していると、身体が薬に慣れてしまい効果が出にくくなってしまいます。
また、薬に依存してしまい、服用をやめた途端に頭痛が酷くなってしまうこともあるので、極力薬の乱用はしない方が良いです。

 

頭痛薬一覧

イブ・バファリン・ロキソニン・ノーシン・ナイロンエース・セデス

A漢方

漢方は、血行を促進するものや自律神経を整えるものを選びましょう。

 

市販で売られているものよりも、病院で処方された漢方の方が効果を実感しやすいです。もし、市販の漢方を使うのであれば、病院でも使われ評判が良い「ツムラの漢方」を服用しましょう。

 

また、漢方は依存性が低く、摂りすぎたからと言って効果が弱まることもないので、普段から服用するのであれば漢方が良いです。

 

血行促進・自律神経を整える働きをする漢方一覧

  • 当帰芍薬散料(トウキシャクヤクサンリヨウ)
  • 釣藤散(チョウトウサン)
  • 五苓散料(ゴレイサンリヨウ)
  • 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
  • 葛根湯(カッコントウ)

 

頭痛レベル3の方はすぐに病院へ

 

頭痛レベル3の方はすぐに病院へ

 

頭痛が酷くて起き上がることができない方や、頭痛と同時に「手足のしびれ」「耳鳴り」「呂律が回らない」などがある方は、病気の可能性が高いのですぐにでも病院へ行きましょう。

 

更年期で女性ホルモンが減少していると、血栓が出来やすく、血管自体が薄く脆くなっていますので「脳梗塞」や「くも膜下出血」などの病気の可能性が高いです。

 

以下に症状と考えられる病名をまとめましたので、心当たりがある方は医師をお尋ねください。

 

併用する症状 考えられる病名 受診すべき科
・手足のしびれ

・呂律が回らない
・嘔吐
・頭痛が酷く動けない

・脳腫瘍

・くも膜下出血
・脳梗塞
・脳炎
・髄膜炎
・脳卒中

・脳神経内科

・神経内科

・耳鳴り

・難聴
・回転するようなめまい

・突発性難聴

・聴神経腫瘍

・耳鼻科

・内科

・視界が暗くなる

・視力低下

・緑内障 ・眼科

まとめ

頭痛は国民病とも言われるほど、悩んでいる方が多い症状です。

 

特に更年期になると、女性ホルモンの減少によって、「自律神経が乱れ」「血行不良」になるため、症状は悪化してしまいます。

 

頭痛は仕方ないと放っておいてしまうと、「脳梗塞」や「くも膜下出血」になりかねませんので、早めの対応が大切になります。

 

普段から食事に気を付けたり、定期的に身体をほぐして自律神経を整え、血行改善をすることで、頭痛を緩和・予防していきましょう。

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